貴方だけを見つめてる


蓮二と一緒にしていた勉強会から数日
青学では校内ランキング戦も大詰めになってきていて

「黒崎」

「不二君?」

「乾から聞いたんだけど
月末の練習試合の日。立海からの要望で
黒崎にはマネージャー業務をして欲しくないそうだ」

「そっか」

「だけど、黒崎は青学の男子テニス部マネージャー。
だから、私服でもいいから、見においで」

「見に来ていいの?」

「勿論」

「分かった」

「不二。次はお前の番だぞ」

そう言われて言ってしまった不二君

「黒崎」

「お疲れ様」

「6-1で俺の勝ちだ」

「オッケィ」

手塚君の所に6-1と記載すると

「ほんと、手塚君、負けなしだね」

「そうでもない」

「そう?」

負けていることろを見たことがない

「不二も、乾も負けなしだな」

きっとこの3人はレギュラー確実だろう

「佐伯君も大石君も菊丸君もいい線、行ってるけど」

「あぁ。だからと言って、先輩達だって
間違いなく、強いだろう」

「まぁ・・・」

でも、きっと立海を相手にするなら
メンバーを変えない方がいい。
立海も変わらないだろう。