貴方だけを見つめてる


立海のメンバーに合う確率は限りなく高い。
気まぐれな仁王君が、いつ、どこで遭遇するか分からない

でも、行きたい思いもある。

どうしようもない判断力だ

「好きにしていていいみたいなんだ」

「好きにしていていいの・・・?」

「あぁ」

そっか。なら、蓮二と相談して、立海に隠れてようかな
そしたら、仁王君の今の状態もみられるかな

「黒崎?」

「行くよ。だけど、きっと
私は皆と思ってる場所が違うから」

「立海だね」

「うん」

「分かった」

そう言ってくれた不二君。

「家に帰ってから、電話してみよう」

蓮二ならどう反応するのかな

「じゃあ、また、放課後に」

「あ、うん」

そう言って先に進んでいった不二君と乾君