貴方だけを見つめてる


「蓮二と連絡取り合ってたんだ」

「あぁ。幼馴染がこっち(青学)に着たらよろしく頼むとな」

そう。

「そう言えば、黒崎、何組だったの」

「そう言えば。3組にいないし、1組にもいない」

「4組でもないにゃ~」

「5組なの」

「なるほど。ということはタカさんと同じクラスなんだね」

「うん」

「練習を再開する」

手塚君の言葉に再開した部員たち

「黒崎」

「ん?」

「練習後、少し残れるか?」

練習後?

「何か、あるの?」

「あぁ。校内ランキング戦があるんだ」

校内ランキング戦・・・?

「青学では、部員の実力を測るのに
ある一定期間で、ランキング戦を行っているんだ。
今回は団体戦も個人戦もあるから忙しいけど
団体戦のランキング戦の話し合いをしたいんだ」

なるほど
「でも、私はまだ、他の人の実力を知らないけど」

「大丈夫だろう。そこら辺は
乾あたりが集計している」

「なるほど」

必要なら乾君に聞いておこう