翌日には転入手続きを済ませて
火曜日に学校を休んで
両親と一緒に東京へ出てきた
青学か氷帝。どちらの高校へ転入するかを決めるためだ
先に着たのは、氷帝だ
「でかっ」
立海大付属高校に負けず劣らずと言った感じの学園だ
「あーん?貴様は立海のマネージャーじゃねぇの」
「!?跡部君」
「奴らはどうした。特に仁王は」
「・・・っ」
「あ?」
「何でもない」
氷帝を後にして青学へ行くと
練習中のレギュラー陣
相変わらず桁違いの強さなのだろう
「ん?手塚あれって」
手塚?
ドイツへ行ったんじゃ・・・
「立海のマネージャーだよね」
「そうだな」
「お久しぶりです・・・」
「どうかしたのか」
「偵察ってわけではなさそうだけど」
偵察ならどれほど良かったんだろう
「月渚」
「お父さん。お母さん」
「両親?」
「うん。転入の為にこっちの学校を見に来ただけだから」
「そう」
「どっちにするか決めたのか?」