「月渚(ルナ)」

「蓮二(レンジ)」

部活の時でも必ず私に声をかけてくれるのは
幼馴染でもあり、同じ男子テニス部のレギュラーで
立海のビッグスリーにも入っている
柳蓮二だ。

立海大付属高校の男子テニス部には化け物みたいな
部員が多く存在している。

蓮二だけではない。
ビッグスリーと呼ばれるのには
後2人

「お疲れ様。幸村君。真田君」

「あぁ。黒崎も相変わらず早いんだね」

「そう、かなぁ?」

「月渚に限って、寝坊は95%ありえない」

残りの5%はあるとでも言いたいのね?

「うむ」

幸村精市君も
真田弦一郎君も、中学の時から一緒だ。

「相変わらず早いなー」

「毛利先輩」

「おはよう。で?仁王は?まだ来てないの?」

「え?」

朝、見たからいるはずなんだけど
まだここに来ていないということは、どっかでサボっている可能性が高い

「探してきますか?」