「一体、いつになったらこの打ち合い
終わるんだよ?幸村と毛利部長は互角に出来るの分かるけどよ
他のメンバーは中学から一緒じゃねぇかよ」

確かにそうだ。

さほど時間がたたずに決着がついたのは言うまでもない。

幸村君と毛利部長は、部長の勝利
真田君と柳生君は、真田君が
蓮二と仁王君は、蓮二が
丸井君とジャッカル君は、丸井君が
勝利をして練習を終わらせた

「お疲れ様」

「あぁ」

仁王君は相変わらず帰るのも早い
部活が終わってしまえばすぐに帰ってしまう

「仁王か」

「え?」

「月渚が探すのは大体仁王だろう?」

うぅ鋭い

「もしかしたら、東京に行くの早まるかもしれないの」

「そうか」

「青学との試合、マネージャーとして行けないかもしれない」

「そんなに早まるのか」

「うん。お父さんたちから
荷物を少しずつ東京に送るからって
学校的には、青学の方が近いし
そこでもいいかなって思ってたんだけど
氷帝もここに負けず劣らずって感じなんだもん」

「月渚がゆっくり決めればいい。俺はどこに行っても
月渚の決めた道を応援するしかできないからな」


蓮二・・・