校門でいつものようにメンバーと別れて
家に帰ると、ドタバタしている我が家の両親

「何か、あったの?」

「お父さんの転勤が急に決まったのよ」

へぇ・・・

「どこ?」

「東京」

とう・・・きょう・・・?

「嘘でしょう!?」

「嘘じゃないわ。月渚も
立海じゃなくて、青学か氷帝どちらかにするか
都立を選んでおいて頂戴」

そんな・・・・

家を出て、柳家に行くと
不思議そうな顔をしている蓮二のお姉さんの亜紀の姿

想いきいっり亜紀に抱き着くと

「ちょっどうしたの?」

「何だ騒々しい。亜紀。玄関ぐらい閉めたら・・・」

「れん、じ・・・」

「何かあったのか?」

「転校・・・」

「転校?」

「親の転勤で、東京に引っ越すの」

「「!?」」

「お父さんたちに、立海にはもういられないって
東京の学校に転校だって・・・」


「また、急な話だな。
柳家にいても構わないが」

「そうよ!
月渚ちゃんだって、中学も高校も立海なんだもの。
蓮二と一緒にいたって不思議じゃないわ」

「ううん。きっとそれはお父さんたちが反対するから・・・」