突然なんだと僕は思って返答を返すべきか迷ったが、
「はい、終わりました。今日家ですべてチェックして、明日投函します。」
「そうか、感心感心。じゃあ、俺ここで。」
「はい、さよなら。」
 僕は曲がり角で先生と別れ、家へと帰った。

 翌日、僕は学校が終わると郵便局のポストに論文を投函した。真清田神社にて拝んで街道と商店街を通っていく。
小さい頃いつもここに来ていたなあと思いながら歩いていき、一軒家へと向かった。
 平川先生の家だ。
「こんにちは。」
 鉛のように重いドアを開け、中に入っていく。
「おお、天沢入れ入れ。」