気がつけば、小宮山は目を閉じてウツラウツラとし始めていた。
嘘だろ、なんで寝れるの!?
一体これをどう受け取るのが正解なのかーーーぐるぐると頭の中が渦を巻くように混乱する。
んで、そのさなか。半分夢の中の小宮山がオレのシャツをきゅっとつかんで、身じろぎするみたい身体ごとオレに頬をすりよせた。
「う、うわあ・・」
単純だから、コロッと心までつかまれちゃう。
ああやっぱり、スゲー好き。
このポジション、絶対誰にも譲りたくねえなって思う。
オレだけがいい。こうやって彼女のそばにいて、こんなふうに触るのも、触られるのも。
小宮山を片腕で抱きよせて、目を閉じた。
駅まで、あと少し。
嘘だろ、なんで寝れるの!?
一体これをどう受け取るのが正解なのかーーーぐるぐると頭の中が渦を巻くように混乱する。
んで、そのさなか。半分夢の中の小宮山がオレのシャツをきゅっとつかんで、身じろぎするみたい身体ごとオレに頬をすりよせた。
「う、うわあ・・」
単純だから、コロッと心までつかまれちゃう。
ああやっぱり、スゲー好き。
このポジション、絶対誰にも譲りたくねえなって思う。
オレだけがいい。こうやって彼女のそばにいて、こんなふうに触るのも、触られるのも。
小宮山を片腕で抱きよせて、目を閉じた。
駅まで、あと少し。