スマホを並べて頭突き合わせてたところに、トイレをすませた加瀬くんが帰ってきた。
「なにしてんの、小宮山。それ誰!?」
加瀬くんが、血相を変えて私のスマホをのぞきこむ。
「えーと。彼は同中の内藤くん」
「あ、どーも・・」
内藤くんが気まずそうに挨拶しつつ、私を睨んだ。
「小宮山、彼氏と一緒ならそう言えよ」
「彼氏じゃないよ」
「だってオマエ・・」
横目でチラリと加瀬くんを確認した内藤くんは、長居は無用とばかりにあっという間に帰っていってしまった。カナのことはまた機会があったら教えてよ、って言って。
内藤くんが消えたのをシッカリ確認してから、加瀬くんがくるりと私のほうへ向き直る。
「なんでアイツに連絡先教えよーとしてたんだよ」
不機嫌を前面に押し出して、加瀬くんが私のスマホを顎でしゃくる。
「なんのために!?」
「ええっと、それはーーー」
「なにしてんの、小宮山。それ誰!?」
加瀬くんが、血相を変えて私のスマホをのぞきこむ。
「えーと。彼は同中の内藤くん」
「あ、どーも・・」
内藤くんが気まずそうに挨拶しつつ、私を睨んだ。
「小宮山、彼氏と一緒ならそう言えよ」
「彼氏じゃないよ」
「だってオマエ・・」
横目でチラリと加瀬くんを確認した内藤くんは、長居は無用とばかりにあっという間に帰っていってしまった。カナのことはまた機会があったら教えてよ、って言って。
内藤くんが消えたのをシッカリ確認してから、加瀬くんがくるりと私のほうへ向き直る。
「なんでアイツに連絡先教えよーとしてたんだよ」
不機嫌を前面に押し出して、加瀬くんが私のスマホを顎でしゃくる。
「なんのために!?」
「ええっと、それはーーー」