「なんだよそれ、早く言えよ!! 小宮山、体調は!?」
「ダイジョーブ」
「じゃあ・・」
オレは恐る恐る小宮山に手を伸ばした。
久しぶりだった。
ずっとダメだと思ってたし、考えなきゃいけないことも、やんなきゃいけないことも山ほどあって、ムチャクチャ忙しかったから。
「なんかスゲー背徳感・・いいのかな、オレ・・」
だけど、はじめちゃったらやめらんなくて、オレは久しぶりの快楽にズブズブと溺れていった。
んで、その最中にーーー
「すみれサン、かあ・・」
つい、ポロッとこぼれた。
親や圭太が小宮山のことをこんな風に呼んでたのを思い出して。
小宮山んちではオレもそう呼んだが、「ムズ痒い!」つって小宮山には不評だった。
「んでもさ、そのうちオマエも『加瀬』になんだぞ? そしたらもう『小宮山』って呼べなくなる」
「あ、ホントだ」
入籍しちゃったら、小宮山だってオレのこと『加瀬くん』とは呼べなくなるのだ。
「んじゃ、今から『すみれ』と『律』に呼び方変えよーぜ」
「ウン」
「ダイジョーブ」
「じゃあ・・」
オレは恐る恐る小宮山に手を伸ばした。
久しぶりだった。
ずっとダメだと思ってたし、考えなきゃいけないことも、やんなきゃいけないことも山ほどあって、ムチャクチャ忙しかったから。
「なんかスゲー背徳感・・いいのかな、オレ・・」
だけど、はじめちゃったらやめらんなくて、オレは久しぶりの快楽にズブズブと溺れていった。
んで、その最中にーーー
「すみれサン、かあ・・」
つい、ポロッとこぼれた。
親や圭太が小宮山のことをこんな風に呼んでたのを思い出して。
小宮山んちではオレもそう呼んだが、「ムズ痒い!」つって小宮山には不評だった。
「んでもさ、そのうちオマエも『加瀬』になんだぞ? そしたらもう『小宮山』って呼べなくなる」
「あ、ホントだ」
入籍しちゃったら、小宮山だってオレのこと『加瀬くん』とは呼べなくなるのだ。
「んじゃ、今から『すみれ』と『律』に呼び方変えよーぜ」
「ウン」