「なんで? 責任取ろうとかそういうハナシ・・?」
「うーん。セキニンってゆーか・・」

もちろん責任も取んなきゃいけないんだけど、そーゆうのとはちょっと違う。

「妊娠のことはいいの。責任なら私にもあるし。堕ろせばすむハナシだもん、結婚なんかしなくていいんだよ」
「じゃなくてさ・・」
「も、いいから。寝てて? ちょっとアタマ冷やしたほうがいいよ。ね?」
って小宮山にかわされて、オレはベッドにおいてけぼりをくった。
寝起きにいきなり言ったのがマズかったんだろうか。
あんまり真面目に聞いてもらえなかった。

その後すぐ小宮山を追いかけてって、オレも夕飯の準備を手伝った。
思えばオレらは、最初はクソがつくほど料理がヘタだった。
味噌汁すらまともに作れない。
マッズ!って言いながらふたりで作ったベチャベチャしたオカズを、唯一まともに炊ける飯で流し込むようにして食ってた。
だけど、2年目ともなればお互い随分マシになってきて、今じゃまともなものを結構色々作れるようになってる。