「すみれ、カフェラテ飲まないの?」
「ウン。今日はやめとく」
「珍しいねえ、好きなのに」
そう、大好きだった。
なのに飲めない。
なぜか舌に感じる味が変わってしまったのだ。
私の身体、一体どうなっちゃったんだろうーーー
上の空で講義を聞いて、気分の悪さと戦いながらバイトをどーにか終わらせる。
アパートへと歩きながら、ゴハンどうしよっかなって考えてみるけど食欲なんてまるでなかった。これからのことを考えると不安でたまらない。
ポストを開けて中のチラシを取り出しながら、こんな時でも普段通り身体は動くもんだなあって、デッカイため息をついた時。
「おい」
「え・・!??」
声のした方を向くと、仁王立ちの加瀬くんが私を睨んでいた。
「ウン。今日はやめとく」
「珍しいねえ、好きなのに」
そう、大好きだった。
なのに飲めない。
なぜか舌に感じる味が変わってしまったのだ。
私の身体、一体どうなっちゃったんだろうーーー
上の空で講義を聞いて、気分の悪さと戦いながらバイトをどーにか終わらせる。
アパートへと歩きながら、ゴハンどうしよっかなって考えてみるけど食欲なんてまるでなかった。これからのことを考えると不安でたまらない。
ポストを開けて中のチラシを取り出しながら、こんな時でも普段通り身体は動くもんだなあって、デッカイため息をついた時。
「おい」
「え・・!??」
声のした方を向くと、仁王立ちの加瀬くんが私を睨んでいた。