今日のシフトはお昼過ぎまで。
あと1時間もすればあがりって頃、加瀬くんがふらりと店に入ってきた。
「いらっしゃいませー」
加瀬くんの対応にあたったのは八木先輩だった。
入れ替わるようにして私がお水を運んでいくと、加瀬くんが先輩の消えた店の奥へと視線を投げつつ聞いてくる。
「ねえ、八木って今のやつ?」
「そうそう。よくわかったね」
「オレのこと、すげー目で見てたから」
「そ、そっか・・」
先輩、案外そーゆうのが態度に出るらしい。
「ゴハン食べにきたの?」
「いーや。あいつ見に来ただけ。メシは後で一緒に食お?」
何か軽いものがいいって言う加瀬くんには、アイスクリームを出すことにした。
アイスの準備が整った時、私は手がふさがってて、先輩がまた加瀬くんのテーブルへと向かう。
愛想ゼロの先輩が、テーブルにことりとアイスを置いたその直後、加瀬くんがいきなり先輩に声をかけた。
「あの」
「・・ハイ?」
まさか声をかけられるなんて思ってもなかった先輩は、思わず自分の背後と左右の確認をした。で、首をかしげながら加瀬くんのほうへ向き直る。
「オレ?」
「ハイ」
あと1時間もすればあがりって頃、加瀬くんがふらりと店に入ってきた。
「いらっしゃいませー」
加瀬くんの対応にあたったのは八木先輩だった。
入れ替わるようにして私がお水を運んでいくと、加瀬くんが先輩の消えた店の奥へと視線を投げつつ聞いてくる。
「ねえ、八木って今のやつ?」
「そうそう。よくわかったね」
「オレのこと、すげー目で見てたから」
「そ、そっか・・」
先輩、案外そーゆうのが態度に出るらしい。
「ゴハン食べにきたの?」
「いーや。あいつ見に来ただけ。メシは後で一緒に食お?」
何か軽いものがいいって言う加瀬くんには、アイスクリームを出すことにした。
アイスの準備が整った時、私は手がふさがってて、先輩がまた加瀬くんのテーブルへと向かう。
愛想ゼロの先輩が、テーブルにことりとアイスを置いたその直後、加瀬くんがいきなり先輩に声をかけた。
「あの」
「・・ハイ?」
まさか声をかけられるなんて思ってもなかった先輩は、思わず自分の背後と左右の確認をした。で、首をかしげながら加瀬くんのほうへ向き直る。
「オレ?」
「ハイ」