久しぶりに小宮山とまったり・・のハズだったんだけど、オレの不安解消が終わる頃には、小宮山はもう意識飛ぶ寸前てくらいヘばってた。眠すぎて。
たまりにたまった精神披露がピークを迎え、ブチギレて大騒ぎした後、小宮山の緊張の糸はブッツリと切れた。

「なあ、まだ寝るなよ」
肩をつかんでゆすってもダメ。ゴムみたいになっちゃってる。
「も、もう目が開かない」
ホントにダメそうだからオレも寝ようかなって思うんだけど、さっきから小宮山のスマホが気になって仕方がない。
やったら、うるさいのだ。
誰かからイッパイLINEがくる。
「おい、スマホ。すげーなってんぞ?」
「もうあしたでいいよ・・」
小宮山はスマホを放置し、ばったりと布団に突っ伏した。

ピコン

・・でも、やっぱくる。

ピコン
 
ピコン

すげー、くる。

「なあ、見てみれば?」
「・・いーよ、おいといて」

ピコン

ほっとけなくて、オレはテーブルの上で光りまくる小宮山のスマホを取りに行った。
勝手に開いたりしはないけど、ちょっとだけ読める。
てか、メッセージ自体が短かすぎてほぼ読める。

それ見て、アレ?って思った。
この文章ってたぶんーーー