同じテーブルの、男ばっかのいつものメンツを見渡した。
「だってオレらは合コンしねえじゃん」
「いやいやいや。そんなん彼女にはわかんねえよ。女の子がくるゴハン会に毎回律儀に出席してるって思われるぜ?」
「え」
「さっきのだって、ホントは心配でかけてきたんじゃないの?」
「・・・」
なんとなく背筋が寒くなってくる。
「マズイかな、オレ・・」
「よくはねーよ。けして」
「ーーーオレ、もう帰る」
幹事に金を払って店を飛び出し、慌ただしくスマホを取り出して小宮山に電話をしようとしてた時、後ろから「加瀬くん」って声をかけられてーーー
振り返ってから後悔した。
ああ、やべえ。本間さんじゃん・・
「だってオレらは合コンしねえじゃん」
「いやいやいや。そんなん彼女にはわかんねえよ。女の子がくるゴハン会に毎回律儀に出席してるって思われるぜ?」
「え」
「さっきのだって、ホントは心配でかけてきたんじゃないの?」
「・・・」
なんとなく背筋が寒くなってくる。
「マズイかな、オレ・・」
「よくはねーよ。けして」
「ーーーオレ、もう帰る」
幹事に金を払って店を飛び出し、慌ただしくスマホを取り出して小宮山に電話をしようとしてた時、後ろから「加瀬くん」って声をかけられてーーー
振り返ってから後悔した。
ああ、やべえ。本間さんじゃん・・