電話が終わると、お兄ちゃんは手をふってさっさと会場を出ていってしまった。ボンヤリその後姿を眺めてた加瀬くんがハッとして私を見る。
「やべ。マジメニオツキアイシテマス、って言い忘れた!」
「大丈夫だよ。お兄ちゃん、加瀬くんのこと褒めてたよ。ロボットも凄いって」
「え、マジで? へへへ」
視線が絡まって、お互い笑顔がこぼれる。
「じゃあ、いくか」
「ウン」
「オレ、腹へった」
「加瀬くん、そればっかだね」
「だって、疲れたもんよ。すぐ負けたけど」
バスで市内へ移動して、ホテルに荷物を置いてから街へ出た。
市内の一番大きな通りはびっくりするような賑やかさ。「わあ、都会!」って言いながら街をブラブラして、ご飯食べて、暗くなってからホテルに戻る。
「ケーキどうする? もう食べる?」
「いい。冷蔵庫入れといて」
今日は加瀬くんの18歳の誕生日。
さっきたまたまみつけたケーキ屋さんで、イチゴのショートをふたつ買ってきた。
「それよりフロ入ってよ」
色々待てない加瀬くんに早々とお風呂を促される。
「どーせ先に入りたいんでしょ。さっさとすませてネ?」
***
「やべ。マジメニオツキアイシテマス、って言い忘れた!」
「大丈夫だよ。お兄ちゃん、加瀬くんのこと褒めてたよ。ロボットも凄いって」
「え、マジで? へへへ」
視線が絡まって、お互い笑顔がこぼれる。
「じゃあ、いくか」
「ウン」
「オレ、腹へった」
「加瀬くん、そればっかだね」
「だって、疲れたもんよ。すぐ負けたけど」
バスで市内へ移動して、ホテルに荷物を置いてから街へ出た。
市内の一番大きな通りはびっくりするような賑やかさ。「わあ、都会!」って言いながら街をブラブラして、ご飯食べて、暗くなってからホテルに戻る。
「ケーキどうする? もう食べる?」
「いい。冷蔵庫入れといて」
今日は加瀬くんの18歳の誕生日。
さっきたまたまみつけたケーキ屋さんで、イチゴのショートをふたつ買ってきた。
「それよりフロ入ってよ」
色々待てない加瀬くんに早々とお風呂を促される。
「どーせ先に入りたいんでしょ。さっさとすませてネ?」
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