小宮山が帰った後、しばらくして弟が部活から帰ってきた。
バタバタと2階へ上がってきたと思ったら、バン!て勝手にオレの部屋のドアを開けて「兄ちゃん、これ全部食っていい?」って菓子パンの大袋を見せてくる。
このやたらコドモっぽいのが、中2の弟、圭太だ。
「いーよ、食っても。オレ、いらない」
「アリガト。んじゃ全部食うね?」
だけどそう言ったまま、ドアの前から動かない。
「なんだよ、ここで食ってく?」
「いや、自分の部屋で食うけどさ・・」
って言いながら、圭太が不思議そうな顔してオレを見るのだ。
「兄ちゃんの部屋、なんかいいニオイがする・・」
「は?」
「コレって、女の子のニオイ?」
「エ!??」
動揺してギクリと身体が揺れた。
バタバタと2階へ上がってきたと思ったら、バン!て勝手にオレの部屋のドアを開けて「兄ちゃん、これ全部食っていい?」って菓子パンの大袋を見せてくる。
このやたらコドモっぽいのが、中2の弟、圭太だ。
「いーよ、食っても。オレ、いらない」
「アリガト。んじゃ全部食うね?」
だけどそう言ったまま、ドアの前から動かない。
「なんだよ、ここで食ってく?」
「いや、自分の部屋で食うけどさ・・」
って言いながら、圭太が不思議そうな顔してオレを見るのだ。
「兄ちゃんの部屋、なんかいいニオイがする・・」
「は?」
「コレって、女の子のニオイ?」
「エ!??」
動揺してギクリと身体が揺れた。