どーにかこーにか加瀬くんから逃れ、うずくまるように背中を向けて必死で叫んだ。
「カーテン閉めてない!」
「・・・」
「電気もついてる!」
「・・・」
「暗くして、オネガイ!!」
「・・・」
「ねえ、聞いてる?」
「・・聞いてる」
私の背中に覆い被さってた加瀬くんが嫌っそーうに起き上がる。
で、私の希望通り部屋を暗くしてくれたんだけどーーー残念ながら、私が思うほど部屋は暗くならなかった。
「ハイ、これで満足? じゃ、続きね」
ってまた素早く押し倒される。
「ま、まってまって! チョットまって!」
「今度はなんだよ」
「あ、あのさ、まだ全然見える。あんまり暗くないヨ・・?」
「はあ?」
「私、もうチョット暗くないとできなーーー」
って言いかけたところで、ガバッと手で口を塞がれた。
「あーもう、ウルサイ! 頼むからもう静かにして。そんで諦めろ」
「カーテン閉めてない!」
「・・・」
「電気もついてる!」
「・・・」
「暗くして、オネガイ!!」
「・・・」
「ねえ、聞いてる?」
「・・聞いてる」
私の背中に覆い被さってた加瀬くんが嫌っそーうに起き上がる。
で、私の希望通り部屋を暗くしてくれたんだけどーーー残念ながら、私が思うほど部屋は暗くならなかった。
「ハイ、これで満足? じゃ、続きね」
ってまた素早く押し倒される。
「ま、まってまって! チョットまって!」
「今度はなんだよ」
「あ、あのさ、まだ全然見える。あんまり暗くないヨ・・?」
「はあ?」
「私、もうチョット暗くないとできなーーー」
って言いかけたところで、ガバッと手で口を塞がれた。
「あーもう、ウルサイ! 頼むからもう静かにして。そんで諦めろ」