加瀬くんが桜井くんたちと集まってた日、私はナナの家にいた。
ナナのスマホを覗いた栞が大騒ぎする。
「うっわー、イケメン!!」
「ホントだ、すごいカッコイイ・・!」
クリスマスのすぐ後、ナナに大学生の彼氏ができた。
ナナの同中の先輩で、今、大学1年生。今日はその話が聞きたくて集まってる。
ナナの場合、隣の県の大学に通う彼とはしょっぱなから遠恋だ。
「遠恋とイケメンって組み合わせ、辛すぎない? メンタルもつ?」
「心配は心配だけどさ・・」
ナナが遠い目をして何か考える。
「でも、先輩の場合は何かあったらすぐわかると思うんだよね。わかりやすいぶんだけ、まだマシだと思う。先輩スッゴイ変人でさ。変わってんの」
「変人!? こんなイケメンなのに!?」
「うん」
写真じゃわかんないもんだ。
ごくごくまっとうなイケメンにしか見えない。
ナナのスマホを覗いた栞が大騒ぎする。
「うっわー、イケメン!!」
「ホントだ、すごいカッコイイ・・!」
クリスマスのすぐ後、ナナに大学生の彼氏ができた。
ナナの同中の先輩で、今、大学1年生。今日はその話が聞きたくて集まってる。
ナナの場合、隣の県の大学に通う彼とはしょっぱなから遠恋だ。
「遠恋とイケメンって組み合わせ、辛すぎない? メンタルもつ?」
「心配は心配だけどさ・・」
ナナが遠い目をして何か考える。
「でも、先輩の場合は何かあったらすぐわかると思うんだよね。わかりやすいぶんだけ、まだマシだと思う。先輩スッゴイ変人でさ。変わってんの」
「変人!? こんなイケメンなのに!?」
「うん」
写真じゃわかんないもんだ。
ごくごくまっとうなイケメンにしか見えない。