「オマエ、オナカイッパイってほどは妬いてねえからな! だいたい妬き方が地味なんだよ、妬くならもっとハデに妬けよ!」
「じ、地味!?」
ポカンと口開けてクレープから顔を上げた小宮山の、その唇の端っこ。
・・ああくそ、クリームついてる!
手を伸ばしてぬぐってやると、小宮山がじわあって頬をピンクに染めた。
「あ、ありがと」
「ウン・・」
つられて赤くなったオレの指にくっついたクリームは、オレ今すげー機嫌が悪いハズなのに、それでもやっぱり甘くて優しい恋の味がする。
「あのな、オレはオマエにシャーペンの芯並べられたいワケじゃねーの。もっとちゃんとフツーに妬いてよ。拗ねたり甘えたり、ワガママ言ったりとかしてさあ。すがりついて泣いてくれたってよかったのに」
「す、拗ねろ!? 泣け・・??」
「じ、地味!?」
ポカンと口開けてクレープから顔を上げた小宮山の、その唇の端っこ。
・・ああくそ、クリームついてる!
手を伸ばしてぬぐってやると、小宮山がじわあって頬をピンクに染めた。
「あ、ありがと」
「ウン・・」
つられて赤くなったオレの指にくっついたクリームは、オレ今すげー機嫌が悪いハズなのに、それでもやっぱり甘くて優しい恋の味がする。
「あのな、オレはオマエにシャーペンの芯並べられたいワケじゃねーの。もっとちゃんとフツーに妬いてよ。拗ねたり甘えたり、ワガママ言ったりとかしてさあ。すがりついて泣いてくれたってよかったのに」
「す、拗ねろ!? 泣け・・??」