それからというもの、加瀬くんはすごく忙しくなった。
休み時間に、渡辺くんとロボットの図面を囲んで話し込んでたり、すんごい難しそうな本を読んでたり。
楽しそうに色々やってる加瀬くんは、キラキラ輝いて見えた。
で、今日の加瀬くんもやっぱりロボットに夢中。机の上にゴチャゴチャと難しそうな図面やら本やらをとっ散らかして、渡辺くんとあーだこーだと話してる。
それを後ろから覗いた栞とナナが口々に男子ふたりを褒め称えた。
「うっわあ、スゴイ!」
「ふたりとも頭いーんだねえ」
女子の本気の称賛に渡辺くんの顔はユルユル。
「オレらも最初はワケわかんなかったんだけどさあ、小野が教えてくれんだよ。趣味で作ってんだって」
彼らの顧問をするのは、数学の小野先生。
ちなみに彼らは自分たちを「ロボコン部」って呼ぶことに決めたらしい。
休み時間に、渡辺くんとロボットの図面を囲んで話し込んでたり、すんごい難しそうな本を読んでたり。
楽しそうに色々やってる加瀬くんは、キラキラ輝いて見えた。
で、今日の加瀬くんもやっぱりロボットに夢中。机の上にゴチャゴチャと難しそうな図面やら本やらをとっ散らかして、渡辺くんとあーだこーだと話してる。
それを後ろから覗いた栞とナナが口々に男子ふたりを褒め称えた。
「うっわあ、スゴイ!」
「ふたりとも頭いーんだねえ」
女子の本気の称賛に渡辺くんの顔はユルユル。
「オレらも最初はワケわかんなかったんだけどさあ、小野が教えてくれんだよ。趣味で作ってんだって」
彼らの顧問をするのは、数学の小野先生。
ちなみに彼らは自分たちを「ロボコン部」って呼ぶことに決めたらしい。