スマホ片手に坂川駅裏手の新しい通りを歩いていくと、小宮山の送ってくれた写真とそっくりな場所、それらしいカフェが見えてきた。
ウンウン。たぶんアレ。
間違いねえや、って確信深めてそこに近づくにつれ・・
「っあー・・、やべえ」
小宮山がバイトすることになったそのカフェは、やったらオシャレな店だった。思わず足を止めて、すぐそばの大きな窓に映る自分を確認してみる。
・・ダメだろーな、コレじゃ。
オレのバイト先はホームセンターの資材置き場。動きやすさ重視でオシャレさなんかまるでナイ。
オレ、このカッコであの店入れる??
「うえー、どうしよ・・」
尚か翔太連れてくればよかった。この際、冨永でもイイ。
オレは通りを挟んだ反対側の歩道に立ち止まって腕を組み、とりあえず今日はやめといて明日出直すか・・なんてことを真剣に考えはじめていた。
ウンウン。たぶんアレ。
間違いねえや、って確信深めてそこに近づくにつれ・・
「っあー・・、やべえ」
小宮山がバイトすることになったそのカフェは、やったらオシャレな店だった。思わず足を止めて、すぐそばの大きな窓に映る自分を確認してみる。
・・ダメだろーな、コレじゃ。
オレのバイト先はホームセンターの資材置き場。動きやすさ重視でオシャレさなんかまるでナイ。
オレ、このカッコであの店入れる??
「うえー、どうしよ・・」
尚か翔太連れてくればよかった。この際、冨永でもイイ。
オレは通りを挟んだ反対側の歩道に立ち止まって腕を組み、とりあえず今日はやめといて明日出直すか・・なんてことを真剣に考えはじめていた。