「わ、わかった。んでもチョットまって。どどど、どーしよ・・私どーしたら・・!?」
必死でアレコレ考えた挙句、小宮山が教えてくれって言ってきたのは、オレが坂川で言ってた『不安がなくなる方法』だった。
それが何なのか、たぶん小宮山はもうウッスラわかってる。
オレの言う不安がなくなる方法、それは・・
「スキンシップ」
小宮山が真面目な顔してオレに許可を取る。
「してもいい? スキンシップ」
「いーよ」
オレが頷くと、小宮山はオレの首に恐る恐る腕を巻きつけて、ふにゅって抱きついた。
「うっわあ・・オマエ、やーらか・・気持ちイイ・・」
小宮山に抱きつかれたことがないワケじゃない。だけどこんなふうに全開なかんじで抱きつかれたのは初めて。
ビビって縮こまる小宮山をオレが好き勝手に抱きしめるのが常だったから。
ああくそ、胸、当たってる・・!
やーらかすぎて、頭クラクラする・・!
「はあ、やべ・・理性吹き飛びそう・・」
「え、リセイ・・? ねえ、ココロのほうは? ご機嫌直ったりはーー」
「してねえ! んな簡単に直るかよ」
「・・だよね。ヤッパリね」
必死でアレコレ考えた挙句、小宮山が教えてくれって言ってきたのは、オレが坂川で言ってた『不安がなくなる方法』だった。
それが何なのか、たぶん小宮山はもうウッスラわかってる。
オレの言う不安がなくなる方法、それは・・
「スキンシップ」
小宮山が真面目な顔してオレに許可を取る。
「してもいい? スキンシップ」
「いーよ」
オレが頷くと、小宮山はオレの首に恐る恐る腕を巻きつけて、ふにゅって抱きついた。
「うっわあ・・オマエ、やーらか・・気持ちイイ・・」
小宮山に抱きつかれたことがないワケじゃない。だけどこんなふうに全開なかんじで抱きつかれたのは初めて。
ビビって縮こまる小宮山をオレが好き勝手に抱きしめるのが常だったから。
ああくそ、胸、当たってる・・!
やーらかすぎて、頭クラクラする・・!
「はあ、やべ・・理性吹き飛びそう・・」
「え、リセイ・・? ねえ、ココロのほうは? ご機嫌直ったりはーー」
「してねえ! んな簡単に直るかよ」
「・・だよね。ヤッパリね」