私の顔が赤くなってたのは「すみれちゃんもアイツのこと好きなんだね」って春樹くんに言われたからだ。
私の気持ちは通りすがりの春樹くんにもバレるくらいわかりやすく漏れ出していたらしい。
「だからあれは加瀬くんのことで赤くなってたの」
全部話した。あらぬ誤解を解くために。
なのになんでか加瀬くんが黙りこんでしまったのだ。またまた頬杖で顔を隠して私から目を逸らす。
「ウソ・・なんで!? ねえ、なんか言ってよう・・」
全く反応のない加瀬くんの様子に不安が募り、すがるように彼をみつめていると、今度は加瀬くんの顔がゴッて赤く染まった。
顔面を真っ赤に火照らせて「わかった」ってつぶやく加瀬くんに心底ホッとする。
「よ、よかった。急に黙っちゃうし、びっくりしたじゃん・・」
「だってさ、コレがハルキのためじゃなかったってわかったのが嬉しすぎて・・チョット言葉になんなかった」
加瀬くんが私の頬をつつく。
「この赤いの、オレのね?」って。
私の気持ちは通りすがりの春樹くんにもバレるくらいわかりやすく漏れ出していたらしい。
「だからあれは加瀬くんのことで赤くなってたの」
全部話した。あらぬ誤解を解くために。
なのになんでか加瀬くんが黙りこんでしまったのだ。またまた頬杖で顔を隠して私から目を逸らす。
「ウソ・・なんで!? ねえ、なんか言ってよう・・」
全く反応のない加瀬くんの様子に不安が募り、すがるように彼をみつめていると、今度は加瀬くんの顔がゴッて赤く染まった。
顔面を真っ赤に火照らせて「わかった」ってつぶやく加瀬くんに心底ホッとする。
「よ、よかった。急に黙っちゃうし、びっくりしたじゃん・・」
「だってさ、コレがハルキのためじゃなかったってわかったのが嬉しすぎて・・チョット言葉になんなかった」
加瀬くんが私の頬をつつく。
「この赤いの、オレのね?」って。