ホントはそのつもりだった。
ムチャクチャ浮かれて、はしゃいで、夢をみていた。ついさっきまで。
加瀬くんさえよければ彼女にしてもらいたいって思ってたんだけどーーー
怖くなってしまったのだ。
「なんで? 何が? オレのことが怖いの?」
「んーん。そうじゃなくて、私のせいで加瀬くんに迷惑かけそうな気がして怖いの・・」
「迷惑なんかかかるかよ。オレ、小宮山が好きだ」
悲しい顔した加瀬くんがそう言ってくれるんだけど、私には加瀬くんの真っ直ぐでキラキラした好意がかえって怖かった。
「ゴメン、やっぱ怖い。つきあえない」
伏せた顔を上げられない。加瀬くんの顔を見る勇気がなくて。
「ウソだろ、なんでだよ・・じゃあオレ、フられんの!? オレのこと好きって言ってくれたのに?」
「・・ゴメンね」
ムチャクチャ浮かれて、はしゃいで、夢をみていた。ついさっきまで。
加瀬くんさえよければ彼女にしてもらいたいって思ってたんだけどーーー
怖くなってしまったのだ。
「なんで? 何が? オレのことが怖いの?」
「んーん。そうじゃなくて、私のせいで加瀬くんに迷惑かけそうな気がして怖いの・・」
「迷惑なんかかかるかよ。オレ、小宮山が好きだ」
悲しい顔した加瀬くんがそう言ってくれるんだけど、私には加瀬くんの真っ直ぐでキラキラした好意がかえって怖かった。
「ゴメン、やっぱ怖い。つきあえない」
伏せた顔を上げられない。加瀬くんの顔を見る勇気がなくて。
「ウソだろ、なんでだよ・・じゃあオレ、フられんの!? オレのこと好きって言ってくれたのに?」
「・・ゴメンね」