次の日も、加瀬くんは顔に絆創膏を貼りつけて登校してきた。で、「これが全部消えるまで毎日アイスおごれよな!」とか言って嬉しそうにたかってくる。
それはいい。
お詫びにアイスくらい奢る。だけどね?
「加瀬くん、何か用??」
「え、別に用ってわけじゃないケド・・」
「じゃあ、なんでずーっと後ろ向いてんの? いい加減前向いてよ」
加瀬くんが前を向いてくれない。
休み時間になる度にくるりと後ろをふり向いて動かなくなる。で、穴が開くほどジロジロと顔を見られるのだ。
もう朝からずうっとこの調子。
そして加瀬くんの奇行は、更にその翌日も続いた。
「もうヤだ、限界!! せめて顔見るのやめてくれる?」
「だって見ちゃうの! 気になって!」
「?? なにがそんなに気になるワケ!?」
「・・さーね」
疲れる。さすがに身が持たない。
それは加瀬くん本人も同じなのか、私たちはふたり揃ってヘトヘトになっていた。
それはいい。
お詫びにアイスくらい奢る。だけどね?
「加瀬くん、何か用??」
「え、別に用ってわけじゃないケド・・」
「じゃあ、なんでずーっと後ろ向いてんの? いい加減前向いてよ」
加瀬くんが前を向いてくれない。
休み時間になる度にくるりと後ろをふり向いて動かなくなる。で、穴が開くほどジロジロと顔を見られるのだ。
もう朝からずうっとこの調子。
そして加瀬くんの奇行は、更にその翌日も続いた。
「もうヤだ、限界!! せめて顔見るのやめてくれる?」
「だって見ちゃうの! 気になって!」
「?? なにがそんなに気になるワケ!?」
「・・さーね」
疲れる。さすがに身が持たない。
それは加瀬くん本人も同じなのか、私たちはふたり揃ってヘトヘトになっていた。