☆☆☆
リビングがようやく片付いたとき、太陽は少し傾き始めていた。
今日1日が永遠のように長かった気がする。
だけどまだ終わらない。
むしろこれからが本番といったところだ。
気が付けば朝からなにも食べていなかった僕たち3人は、近くのコンビニでお弁当を買って来て食べることにした。
食欲なんてなかったけれど逃げる場所もないので3人並んでそれを食べる。
味なんて全然わからなくて、ただただ喉ばかりが渇いていく。
「まず、父さんと母さんの問題で悩ませて悪かった」
とりあえずの食事が終わった後、父親が僕へ向けて頭を下げた。
母親も同じように頭を下げて来る。
「そんな、やめてよ2人とも」
両親に頭を下げられたことなんてもちろん今までなくて、戸惑ってしまう。
どんなことがあっても、僕は2人の息子だった。
リビングがようやく片付いたとき、太陽は少し傾き始めていた。
今日1日が永遠のように長かった気がする。
だけどまだ終わらない。
むしろこれからが本番といったところだ。
気が付けば朝からなにも食べていなかった僕たち3人は、近くのコンビニでお弁当を買って来て食べることにした。
食欲なんてなかったけれど逃げる場所もないので3人並んでそれを食べる。
味なんて全然わからなくて、ただただ喉ばかりが渇いていく。
「まず、父さんと母さんの問題で悩ませて悪かった」
とりあえずの食事が終わった後、父親が僕へ向けて頭を下げた。
母親も同じように頭を下げて来る。
「そんな、やめてよ2人とも」
両親に頭を下げられたことなんてもちろん今までなくて、戸惑ってしまう。
どんなことがあっても、僕は2人の息子だった。