僕が黙り込んでしまったのをいいことに、真奈ちゃんは更にペンを走らせる。


それらすべて真奈ちゃんがやりたいことだと思うけれど、僕はもう何も言わなかった。


ここまで楽しそうな表情をしている真奈ちゃんを始めてみた。


それに、僕の心残りはまだ1つある。


ループしなくてもできる心残り。


それは、恋をすること。


真奈ちゃんみたいな可愛い子と恋ができればなお更いい。


「こんなとこかな?」


真奈ちゃんはたっぷり5ページ分、自分がやりたいことを書き出して行き、ようやく満足したように言ったのだった。