「なにしてんだよ」


純平が呆れた表情で僕を見る。


間違いない、これは現実だ。


「夢みたいだと思って」


「はぁ?」


純平も隆夫も呆れ顔だ。


どうやら僕の感動は2人には伝わらないみたいだ。


それならそれでいいけれどと思っていたとき、スマホが震えた。


体育の見学をしているとき念のためポケットに入れて置いたのだ。


確認してみると真奈ちゃんからのメッセージが届いていた。


《さっき病院に行ったけれど、あなたの友達がいから帰るね。くれぐれも自殺はしないで》


さっきまで病院にいてくれたみたいだ。


僕は待合室の向こうにある出入り口へ視線を向ける。


今メッセージが届いたと言う事はまだ近くにいるかもしれない。