顔を上げると真奈ちゃんがじとーっとした目を向けていることに気がついた。
「どうしてここへきてからずっと顔が赤いの?」
「え? 僕、顔が赤い?」
パッと両手で両頬を押さえる。
確かに通常よりも少し体温が高いかもしれない。
けれども熱が出た風でもないし、殴られたせいでもない。
ということはきっと……。
生まれて初めて女の子の部屋にお邪魔していることが現認なんだと思う。
途端に、今自分が真奈ちゃんの部屋の中にいるのだということを意識してしまい、更に体温が上昇していくのを感じる。
2人にボコボコにされたあと真奈ちゃんに連絡すると、真奈ちゃんはすぐに来てくれた。
そして座り込んでいた僕に肩を貸してくれて、自分の部屋に連れて来てくれたのだ。
僕は途中何度も保健室までで大丈夫だと伝えた。
けれど真奈ちゃんが頑なにそれを拒んだのだ。
「どうしてここへきてからずっと顔が赤いの?」
「え? 僕、顔が赤い?」
パッと両手で両頬を押さえる。
確かに通常よりも少し体温が高いかもしれない。
けれども熱が出た風でもないし、殴られたせいでもない。
ということはきっと……。
生まれて初めて女の子の部屋にお邪魔していることが現認なんだと思う。
途端に、今自分が真奈ちゃんの部屋の中にいるのだということを意識してしまい、更に体温が上昇していくのを感じる。
2人にボコボコにされたあと真奈ちゃんに連絡すると、真奈ちゃんはすぐに来てくれた。
そして座り込んでいた僕に肩を貸してくれて、自分の部屋に連れて来てくれたのだ。
僕は途中何度も保健室までで大丈夫だと伝えた。
けれど真奈ちゃんが頑なにそれを拒んだのだ。