そして3人は武道館を離れ、木村のバンに乗り、
倒壊した東京タワーに向かった。
皇居の前の通りもボロボロになっていた。

未夢「あの、東京タワーまでどれくらいかかりますか?」
木村「まぁ行ってみないとわからない!とにかく東京タワーに向かおう!」

そして遥達は、バンで倒壊していた街を通り、
倒壊した東京タワーに向かった。

東京タワーの近くに着いた遥達は東京タワーの状況を見ると…
遥達は騒然としていた。

未夢「あっ・・・!」

東京タワーはへし折れて横向きになって崩れ倒れていた。

遥「東京タワーが・・・」
遼真「こんな事になっちゃうなって・・・」

そして、木村が3人に先程のバンに戻るように促した。

木村「もうこれでいいだろ!ここで被害に遭われたら困るから
   君達も車の中に戻るんだ!」
遥「はい・・・。」

そして、遥達は再びバンの中に戻り、次の避難所に向かった。

木村「3人とも東京タワーはどんな感じだったか?」
未夢「はい!さっきテレビで東京タワーが倒壊する映像を観ました!」

遥と遼真は落ち込んでしまった。

遼真「何度か行ったことあったのにな・・・。」

遥は涙ながらにこう呟いた。

遥「長年続いたシンボルが・・・もうなくなってしまうなんて・・・」

遼真は崩壊していた街を眺めて呟いた。

遼真「平和な日常に戻って間もないのに東京があんな風になるなんて・・・」

更に、遥と未夢も崩壊した東京の事を呟いた。

未夢「今までアタシが遊び回ってた所も、ほとんど台無しだな。」
遥「こんなの私達が住めるような街じゃないよ・・・。」
木村「まぁ、その気持ちはわかるさ、
   とにかくもっと安全な場所に行こう!」