「今回のは冗談っちゃ冗談だよ?
ほら、俺モテるじゃん?
来るものは拒まずでやってきたんだけど、流石にこのままじゃやばいからさ俺の彼女のふりしてほしいの。」
「いやもっと、かわいい子いるでしょ!」
「いーや、いないね。俺は柚菜にもメリットがあるからこのお願いをしてるの!俺と付き合えば、侑大のこと考える時間減るよ?俺のことだけ考えられるんだよ?これってwinwinじゃない?」
「いや、私じゃない方がいいって!」
「じゃあ、考えといて!この話終わり!今日、送ってくから家教えてー」

あれもこれも全部、侑大のせいだ!!!!
こんな遊び人の彼女のふりするために、侑大のこと好きになったんじゃないのに。
でも、今日1日でいろんな柊を知れてこれからが少しだけ楽しみな自分もいる。
ふわふわして、不思議な気持ち。