最近、学校が楽しくなってきた。以前の僕じゃありえない言葉だ。この言葉が僕の脳内から出てくるのも真美のおかげだ。真美とはだいぶ仲良くなったつもりではいる。もしかしたら真美からしたらいい迷惑かもしれないが、僕は積極的に真美に喋りかけられることを待っている。そう、喋りかけに行くのではなくて、笑顔にして喋りかけるのを待つ戦法だ。
そんなことはどうでも良くて、今日は委員会決めの日だ。いつも通りなら、僕はあまり物に入るが、今日は違う。なぜなら、真美が入る美化委員は男子からとてつもないほど人気のない委員会の一つだから、美化委員に入るしかないと思っている。男子に美化委員が人気のない理由は、男子は掃除が嫌いだからだ。ほうきを持つと、チャンバラごっこが始まり、雑巾を持つと競争が始まるなどと、今まで色々なことをやってきて、色々と先生に怒られたからだ。
しかし現実は、甘くはなかった。真美が美化委員に入るからって、クラスの男子ほとんどが美化委員に手を挙げた。
そんなことはどうでも良くて、今日は委員会決めの日だ。いつも通りなら、僕はあまり物に入るが、今日は違う。なぜなら、真美が入る美化委員は男子からとてつもないほど人気のない委員会の一つだから、美化委員に入るしかないと思っている。男子に美化委員が人気のない理由は、男子は掃除が嫌いだからだ。ほうきを持つと、チャンバラごっこが始まり、雑巾を持つと競争が始まるなどと、今まで色々なことをやってきて、色々と先生に怒られたからだ。
しかし現実は、甘くはなかった。真美が美化委員に入るからって、クラスの男子ほとんどが美化委員に手を挙げた。