【はじめに】


こんにちは、瑠璃森 しき花と申します。


私はもともと創作小説を書くことが趣味なのですが、小説のキャラクターを描きたいと思い、数年前に絵を始めまして。

現在では絵の方でご依頼をいただくことが多くなっているという、逆転現象が起きております^^;


ですので、「絵を描いてほしい小説の作者」と「依頼を受ける側の絵師」の気持ちが、一応、両方とも分かるつもりです。


なのでこのコラムでは、「小説に絵を描いてほしいけれど、どうしたらいいか分からない」という方の初歩的な疑問に、ひとつずつお答えしたいと思います。


項目ごとにページを分けているので、初めから全部読まずに気になるトピックだけ読まれても大丈夫です。


*基本的に有償の案件についてのみ触れていきます。


*あくまで私の意見なので、全ての方に当てはまるわけではありません。参考程度になさってくださいね。

(※現在私の方では個人の方からの制作のご依頼は受付休止しております)

【「この人に描いてほしい!」という絵師さんが決まっている場合】


*まずは、その方が依頼を受け付けているか確認してみましょう。

依頼を受けつけている方なら、メールアドレスやHPなどの連絡先が書いてあるはずです。
メールやお問合せフォームから連絡してみましょう。

料金表が掲載されている方もいれば、されていない方もいますので、依頼したい内容を送って見積もりをしてもらいましょう。
多くの場合、お見積もりで金額が見合わないようなら、依頼せずキャンセルでもOKだと思います。

(※注意)ただし、有名だったり人気のイラストレーターさんですと、「お仕事募集中」となっていても、「企業からのご依頼限定」という場合も少なくありません。よく確認しましょう。



*もし、その絵師さんが依頼を募集しているか分からない場合、メッセージなどで聞いてみてもよいと思います。

その際は、
「自作小説の絵を描いてほしいが、依頼を受け付けているか?」
「こういう内容の絵を希望(例:吹奏楽部の女の子四人組の表紙絵)」
「描いてもらえる場合はいくらくらいの値段になるか?」or「〇〇円くらいまでなら出せる」
というようなことを、簡潔に、丁寧に記すと良いと思います。


ちなみに、「〇〇円までなら出せる」の部分は、あまり安くしすぎると絵師さんから断られるor返事すら来ない可能性もあります。

値段感覚がつかめないうちは、こちらの予算を決めて出すより「いくらくらいになりますか?」とお尋ねした方がよいかもしれません。


ただ、絵師さんも個人的創作を楽しむためにSNSをやっている方がほとんどだと思いますので、問合せメールをスルーされる方も少なくないと思います。

そういう方は別に商売でやっているわけでは無いので、返信の義務はありませんからね。

一ヶ月待っても返信が来ないようでしたら、諦めて次の方に行く方がよいでしょう。
くれぐれも、あまりしつこく連絡をされないようにしてくださいね。


当然のことですが、「依頼は受け付けていません」と書かれている方に、無理にお尋ねするのはやめておきましょう。

【描いてほしい人が決まっていない場合】


ツイッターやピクシブで、依頼を受け付けている絵師さんを検索して探すのも手だと思います。

しかし、SNSではあまり探しやすくはありませんので、「SKIMA」や「ココナラ」などの制作依頼ができるサイトを利用するのがオススメかと思います。


いろんな絵柄のイラストレーターさんが集まっていますし、制作の受注を目的としたサイトなので料金表もしっかりと明記されていて、依頼料が分かりやすいです。

お金のやりとりが不安でも、万一のトラブルの際には運営が間に入ってくれますので安心です。クレカ払い・コンビニ払いなどにも対応しています。

また、「私の小説の表紙絵を〇〇円くらいで書いてくれませんか?」と投稿すると、描きたいという方が立候補してくれるような公開依頼のサービスもありますよ。


……これだけ書くととてもいい仕組みのように思いますが、一つ難点があるとすれば、「金額面」です。

やはりこれだけのサービスがあり、集客をしてくれているサイトですので、手数料がかなりかかります。

手数料を払うのは、依頼側ではなく絵師さん側です。

たとえばココナラですと、依頼者から絵師さんに「30000円」を払って依頼していても、税込みで27・5%を手数料で引かれて、手取りは「21750円」です(汗)
ほぼ3分の1に近いくらい、運営に手数料で持っていかれます……。

なので、きちんと報酬を受け取ろうとすると、どうしてもサイト経由での受注金額は上げざるをえません。
実際に「30000円」を手取りでもらおうと思うと、依頼者に支払ってもらう金額は「41380円」になります。

(※注意:手数料の情報は本コラム初回執筆時の2021年2月9日時点のものであり、現在は変更されている可能性がございます)


だったらHPやSNS経由などで直接依頼した方が、サイトよりも安い値段で高いクオリティの絵を描いてもらえる可能性もある、ということです。

しかし、高額の依頼になればなるほど、
「絵が納品されなかったらどうしよう……」
「連絡がつかなくなったらどうしよう……」
と不安が伴うものです。

その辺りは、ご自分がその時一番大事にしたいことを基準に判断されると良いと思います。

実を言うと、絵師側も怖かったりするんですよ(笑)
「代金を払ってもらえなかったらどうしよう……」
「絵を持ち逃げされたらどうしよう……」
などなど。



これはあくまでで私の個人的な意見ですが、直接依頼をしたいけれど迷う場合。
判断基準の一つとして、それまでその方がご依頼で制作した作品や、取引先などを確認すると良いんじゃないかなと思います。

制作サンプルとして、過去の納品イラストを載せている方も多いと思います。

その掲載がしっかりあるということは、これまでも何度もお取引を終えているということです。(その方が個人的に制作した作品ではなく、依頼で描いて納品した作品についてですよ)

また、企業や商業サークルからのご依頼を受けている方などは、その取引先名が出ていることもありますので、判断基準の一つになるかなと思います。


また、実際に見積もりなどを問い合わせてみて、
・疑問にしっかり答えてくれるか
・返信がルーズではないか
というようなことを確認してもよいと思います。

経験上、メールのやりとりで何となく「んっ?」と思った方とは、あまり相性が良くないということが結構あります。


ネット上では色々と制作依頼のトラブルを見聞きしますが、
「絵のクオリティの高さ」=「しっかり取引をしてくれる」というわけでは、残念ながらありません。
「どうしてもこの人の絵がいい!」と思っても、大事なお金を払うのがためらわれるような対応をされるのであれば、慎重に考え直した方が良いと思います。




ちなみに、「skeb」や「pixivのリクエスト」は、「小説の表紙絵を、希望に応じて相談しながら描いてもらう」という場には相応しくないかなと思い、今回は触れておりません。

ああいう仕組みはあくまで、リクエストをして、どう仕上がるかは分からない、確実に描いてもらえるかも分からないという、クリエイターへのお布施色の強い場所かなと思いますので。

(※あとの方で書きますが、こういう形式で描いてもらった絵の場合、電子書籍や同人誌にして発売したいという時に、商用利用の関係でモメる可能性もあります)





(2021/11追記 各サービスの手数料の割合等については、本コラム初回執筆時の2021年2月上旬を基準にしております。現在は変わっている可能性がございますので、ご利用の際はご自身で必ずご確認をお願い致します。)
【金額の目安って?】


皆さん一番気になっているのがこれだと思います。

「相場はいくらくらい」とハッキリ聞きたいと思うのですが、スミマセン、
『人による』
としか言えません……。

その理由と、じゃあどうすればいいのか、について書きますね。


たとえば、一枚の絵を描くにしても、手が速い人・時間が沢山ある人なら1日で終わるかもしれません。
でも、手が遅い人・時間があまり取れない人ですと、1週間以上かかってしまうかもしれません。


それに、絵柄によって、「何工程も塗りを重ねて仕上げる」人もいれば、「さらっとした塗り方で仕上げる」人もいます。もちろん、かかる時間や手間は全く違います。


さらに、その絵師さんが「絵を描くことでいくら得たいのか」にもよります。
「自分の描いた絵を使ってもらえるのが嬉しいから、ほぼボランティアみたいな金額で描いてる」という人もいれば、
「お小遣い稼ぎになれば」という人もいて、
「ゆくゆくはイラストレーターとして独立したいから、生活費をまかなえるくらいもらえるようになりたい」という人もいたりします。


単純に時給換算で考えるのではなく、時間の価値で考える人もいます。

「10時間で描けた絵だから、1時間千円の時給だとして1万円かな」と判断する人もいるかもしれません。

でも、個人事業主のイラストレーターとしてバリバリ稼いでいる人なら、1時間の労働の対価が千円ではとても暮らしていけません。

それに、バリバリ稼いでいるわけではなくても、
「本来は自分の自由になるはずの時間を、依頼された絵を制作する時間に使う」と考えれば、それ相応の金額が欲しいと思う人がいるのも無理のないことです。


そもそも、時給換算で何もかも計っていたら、
「技術力が高いから早く描き上げられる絵師」より、「まだ技術が無いので時間がかかる絵師」の方が、絵の値段が高いということになってしまいます。


だから、「一枚絵は相場いくら」とはハッキリ言えませんし、
「△△さんは〇〇円で受けてくれたのに、◇◇さんは倍以上もするの?」という比較は、ナンセンスなのです。



じゃあどうすればいいのか。

*出せる金額が決まっている場合は、その予算内で描いてくれる方を探しましょう。
前述したようなココナラやSKIMAなどでもいいですし、料金表をHPなどに出している絵師さんにあたるのもよいと思います。
また、ココナラやSKIMAなどで公開依頼を出すのもいいと思います。


*「どうしてもこの人がいい!」という絵師さんがいる場合は、料金を聞いて、そのとおりお願いしましょう。予算が足りなければ、諦めるしかありません。
値切りは基本的に受け付けていない人が多いですし、されるとあまり良い気分はしませんね……。


*安くハイクオリティな人に頼みたい場合。
たまに私も絵描きとして驚くくらいお上手な方が、信じられないくらいの安値で受け付けているのを見ます。根気よく探してみるのも良いかもしれません。
ただ、そういう方には大量の依頼が入り、数か月~1年待ちというのもザラです。予約待ち出来るならまだいいですが、予約すら受け付けていない状態になっている方もいます。


次は浮かびそうな疑問について、答えますね。

≪やっぱり値段が高い方が上手い人が多いの?≫


一概には言えませんが、そういう傾向はあると思います。

もちろん、「絵を描いてあげるのが好きだから」ととても上手い人が安価で引き受けていたりするのも見ますので、安いから下手というわけでは全くありません。


しかし、値段を高く設定している人は、「その高い値段でも依頼が来るから」こそ高いわけです。

「絵が上手い」だけでなく、魅力的な絵柄、独自の世界観がある、など、色々な価値があるからこそその値段になっているのだと思います。
(中には、安く受けるくらいなら依頼は来なくていいと開き直って高額設定している方もいらっしゃるかもしれませんが)


それに、上手い人は個人の方から安く依頼を受けなくても、企業からなどの高額な(且つ、実績になる)案件を受注できる可能性があるわけです。
それも考慮して、個人の方から受け付ける絵の値段も上がっているということもあります。



ちなみに、絵で商売をする上で価値になるのは、何も「絵の上手さ」だけではありません。

「迅速で丁寧な対応」「確実な納品」「きちんと依頼を把握して、希望する絵を描いてくれる」など、絵以外の要素も大事になってきます。

「絵は上手いけど、返事は遅くて不安になるし、メールの対応もあまり態度が良くないし、依頼した絵が全然進んでないのにツイッターでは遊んだことばかり書いてあるし、仕上がった絵は自分の希望していた内容とは全然違う」なんて取引になったらガッカリですよね。

だから、同じ絵描きから見ても、「この人は別にずば抜けて上手いわけでもないのに、どうして値段がそこそこ高くてもこんなに依頼が多いんだろう?」と思うような人は、長くやっていて実績がものすごく多くて安心感があったり、迅速で丁寧な対応だったりするのです。


値段や上手さなど気になる点は多々あると思いますが、結局は「自分の小説のイメージに合う」「自分が好きだと思える絵師さん」に依頼することが一番だと思います。







蛇足ですが……
私は数年前までは本当に全く絵が描けない人でした。

ですので、絵描きの友人が落書きと称して年賀状に描き添えてくれる絵に、毎回「すごい! こんなにうまいのに、なんでプロのイラストレーターにならないの!?」と真剣に思っていました。

絵が描けない人にとっては、描けるというだけでとってもすごいことですし、すべてがすごい絵のように見えたりしませんか?
少なくとも私はそうでした。

しかし絵を描き始めて早数年。
その頃の友人からの年賀状を改めて見ると、たしかに上手で魅力的だけれど、「プロのイラストレーター」レベルかといったらまた話は別なのかもな……と気がつきました。

もちろん絵に良し悪しは無いですし、比べるものでもないですが、「本屋さんに並んでいそうかどうか」と言われたら、シビアな目で見れば少々疑問が残ります。

僭越ながら、これは何年もかけて私に多少の絵を見る目がついたから分かるようになったことなんだと思います。

体や顔のバランス、塗り方、構図、色のセンス、などなど…。


「絵を描いてくれるなら何でもいい」
「この絵師さんの絵が好きだからこの人がいい!」
「予算が少ないので、価格重視でお願いしたい…!」
「枚数重視なので、一枚の単価を減らしたい」
などのお気持ちが一番にあるなら、それでも全然かまいません。
優先したい項目は人によります。

もし、
「ちょっとでも見栄えを良くして注目されたい」
「書店にあってもおかしくないようなレベルの高い表紙絵をつけたい」
という気持ちがあるのでしたら、
絵のレベルを見る目にあまり自信がない方の場合、価格が判断基準の一つになるかもしれません。

これはあくまで私の独自の意見ですが、参考までに。
(前述のように、“「絵を描いてあげるのが好きだから」ととても上手い人が安価で引き受けていたりする”パターンも大いにあり得ます)





【2022年4月追記】

私はもうほとんどココナラなどのスキルサイトを利用していないので、あまり現状をよく知らなかったのですが……
あくまで伝え聞いた話ですが、どうやら現在はそういう場所ですと、評価の高い一定の絵師さんに依頼が集中してしまっているようですね。

実績が多い絵師さんは評価レビューも多くなりますし、分かりやすくプラチナやゴールドランクなどついているので、安心感があるかと思います。

しかしながら、それはあくまで「きちんとお取引してくださる」ということへの評価であって、絵のレベルの評価ではないということを理解して、ご依頼先を探した方が良いのかなと私は思います。

なぜかと言いますと……
こちらの記事で、私は、
「価格が一定のクオリティの判断基準になることがある」
というようなことを書きました。

しかしながらこういう場では、
・必ずしも高いクオリティを求めるお客さんだけではない(値段重視の方も多い)
・早くから始めていた人がどうしても評価数が多くなるため、お客さんが安心感をいだいて依頼されやすい
と思うんですね。

そうなりますと、
・新しく登録した絵師さんの新規参入が難しくなる(実績となる評価がないので依頼されにくい)
・依頼が多くなった絵師さんは、絵のレベルにかかわらず、おのずと価格を上げるようになる
わけです。

実際、とてもうまい人が多い反面、
ある程度絵心がある人が見ると、正直なところ、
「え? これでもプラチナランクなんだ……」とビックリするようなクオリティの人もいたりしますし、
逆に、
「なんでこんなに上手いのに全然依頼がないの?!」と驚くような人もいます。

なので、もうすでに飽和状態となっているスキルサイトでは、価格や評価ももちろん大切な指標だと思いますが、
「この人の絵が素敵だと思う!」という気持ちを大事にしても良いのかなと、個人的には思います。
自分の感覚を信じて、評価は少なくとも素敵な絵師さんを発掘するのもいいのかなと思います。

≪公開依頼のコツはある?≫


ココナラやSKIMAには、依頼を描き込んで、絵師側から提案をもらう「公開依頼」の場があります。

「吹奏楽部の女の子4人の青春小説を書いています。誰か表紙を描いてくれませんか?」
というような希望を描き込むと、「描きます!」という人が立候補してくれるのです。


すごく良いマッチングサービスだとは思うのですが、絵描き兼小説書きの私としては、ちょっと気を付けた方がいいなと思うこともあるのです。



*値段を安くしすぎると、提案が来ない可能性があります。

当たり前のことですが、「〇〇円~〇〇円までの間で描いてください」と指定すると、「それ以上の金額なら受けられるのにな」という絵師の方は提案が出来なくなってしまいます。

「見積もり依頼」という形で金額を指定しないこともできますが、そうなると自分の出せる予算を上回るミスマッチ提案が多く集まってしまう可能性もあるので、注意が必要です。


特に、絵のクオリティを重視したい場合は、安い価格帯ですとハイクオリティな絵師はなかなか手を挙げられないと思います。

ハイクオリティな絵には時間も手間もかかりますし、レベルの高い絵は描ける人が少ないので、おのずと値段は高めにになりがちです。

たまに、公開依頼をされている方で、「品質重視です!」と言いつつも、かなり低めの金額で出しているのを見ます。

その方の希望する“品質”がどの程度のものなのかによりますが、
本屋で売っていてもおかしくないような絵の品質を求めたいのなら、
「その価格帯ではちょっと無理ではないかな……」と思いながら見ています(汗)



*コンペ形式は、絵師としてはなかなか提案できません。

公開依頼には、コンペ形式というものがあります。
たとえば、「ピンク髪ツインテでウサギのぬいぐるみを持った、ロリータ服の女の子を描いてください」と希望を出すと、絵師さんがそれを描いて提案してくれます。

提案された絵の中から比べて選べるので、依頼側からするといい案のように思えるかもしれません。

ただ、提案しても採用されなかった絵師には、基本的にはお金が入らないわけです。

タダで描いてあげただけの無償労働になってしまうので、「描いてみたいと思った」「時間が丁度あった」「依頼がいっぱい欲しい」という絵師さんでなければ、なかなか提案できないんじゃないかなと思います。

なので、コンペ形式ですと提案件数があまり集まらない可能性があります。

アイコンやキャラクターデザインなどの簡単なものならまだしも、小説の表紙絵などとなると書き込み量も大変多くなりますので、なおのことコンペ向きではないかなと思います。



*ハイクオリティな絵を描いてほしい場合、人気だったり忙しい絵師の方は、そもそも公開依頼を見ていない可能性があります。

「今回の作品はどうしてもたくさんの人に見てほしいから、目を惹くような人気絵師に描いてほしい!」という場合。

ツイッターやピクシブなどで多くのファンを抱えていらっしゃるような方は、自分から行かなくても相手から依頼されることが多いと思うので、わざわざ自分から公開依頼を見にいかないということも大いにあり得ます。

そういう希望がある場合は、提案を待つのでなく、自分で探してこちらから依頼をする方が良いかと思います。



いずれも、「クオリティや絵柄の好みよりも値段重視」ということであれば、全然かまわないと思います。

予算が決まっている場合や、自分では見つけきれない色んな絵師さんとの出会いがほしいという方には、とても良い仕組みだと思います。

それに、かなりニッチなジャンルの制作内容の場合、そのテーマが本当に好きだったり、描くのが得意な方にお願いしたいという時には最適だと思います。