だけど、一番近くにいて一番青っちを見ていたからわかることがあった。


青っちの笑顔はときどき苦しそうに引きつり、そして額に汗が滲んでいく。


そんなとき、舞はこっそりみんなにそのことを伝えて、自然に病室を出て行ってもらった。


青っちは、みんながいなくなると顔を歪めて苦しんだ。


舞はそんな青っちの体の透けている部分を丹念になでる。


そうしていれば色が戻ってくるのではないかと願うように、強く、優しくなでる。


そして「大丈夫、大丈夫だよ」と、囁き続けるのだった。