「俺さ、雑誌で見た瞬間なんかお前に似てるなって思ったんだ。兄弟みたいに一緒にいるんだ、どんなに小さくても見間違うハズがねぇ。だけどお前はこの写真が自分だとはいわなかった。だから俺は知り合いに頼んで画像を修復してもらったんだ」


そんな……。


「ヒロシ……」


「なぁ、兄弟なら説明してくれよ」