「俺…皆に内緒でバスケしてんだぜ。近くにストリートバスケができるコートがあるだろ?あそこ誰もいないから気楽にプレーできるんだ」
まず最初に思ったのは病気については大丈夫なのだろうか。でも、そんなことは聞けなかった。俺は彰の病気については知らないことになっているからだ。
「…怪我は平気なのか?」
だからそう聞いた。すると、彰は少し笑って、
「医者には止められてる。でも楽しくてやめられないんだわ」
彰がバスケを嫌いじゃなくて単純に嬉しかった。
「じゃあさ…俺も一緒にバスケしに行ってもいいか?」
俺はそう聞いた。部活は途中で上がることにする。どう考えても彰とバスケする時間の方が大切だと思ったから。
「いいよ別に」
「じゃあ来週からやるか」
すると、彰は首を横に振った。
「いや、そういう意味じゃなくて。俊は部活があるじゃん。だから、いいよ別にそんな事しなくて」
相変わらず他人の心配ばかりするやつだ。
「いや、大丈夫だよ。俺は彰とバスケがしたい」
まず最初に思ったのは病気については大丈夫なのだろうか。でも、そんなことは聞けなかった。俺は彰の病気については知らないことになっているからだ。
「…怪我は平気なのか?」
だからそう聞いた。すると、彰は少し笑って、
「医者には止められてる。でも楽しくてやめられないんだわ」
彰がバスケを嫌いじゃなくて単純に嬉しかった。
「じゃあさ…俺も一緒にバスケしに行ってもいいか?」
俺はそう聞いた。部活は途中で上がることにする。どう考えても彰とバスケする時間の方が大切だと思ったから。
「いいよ別に」
「じゃあ来週からやるか」
すると、彰は首を横に振った。
「いや、そういう意味じゃなくて。俊は部活があるじゃん。だから、いいよ別にそんな事しなくて」
相変わらず他人の心配ばかりするやつだ。
「いや、大丈夫だよ。俺は彰とバスケがしたい」