もしかして毎日ここに通ってたのだろうか。その真相だったり、他にも色々聞きたいこと、話したいことが沢山ある。
俺は今すぐにくるみを抱きしめたい気持ちを必死に抑え、くるみが起きるのを待つことにした。
「ん……やばい…寝ちゃって……た……え…」
くるみは目を擦りながら俺が隣に座っていることに気づいたらしく、俺の方へゆっくり首を向けた。
「彰……先輩?……夢?」
くるみは俺の自分のほっぺではなく俺のほっぺをつまんできた。
俺はくるみが起きたことへ対して『おはよう』と言うべきか、俺が起きて戻ってきたことに対して『ただいま』と言うべきか少しだけ悩んだが、その前にくるみが泣き出してしまった。だから、俺は静かにくるみを抱きしめた。
「……おかえり…なさい。彰先輩。」
「…ただいま。」
その状態が何分か続いた。
「でも、なんでここに?」
「手紙…読んだよ。優大さんにも会った。」
自分の息子に対して『さん』をつけるのは少々おかしいが年上なことに変わりは無い。
「それで、優大さんにくるみがここにいるかもって聞いたから来たんだ。」
俺は今すぐにくるみを抱きしめたい気持ちを必死に抑え、くるみが起きるのを待つことにした。
「ん……やばい…寝ちゃって……た……え…」
くるみは目を擦りながら俺が隣に座っていることに気づいたらしく、俺の方へゆっくり首を向けた。
「彰……先輩?……夢?」
くるみは俺の自分のほっぺではなく俺のほっぺをつまんできた。
俺はくるみが起きたことへ対して『おはよう』と言うべきか、俺が起きて戻ってきたことに対して『ただいま』と言うべきか少しだけ悩んだが、その前にくるみが泣き出してしまった。だから、俺は静かにくるみを抱きしめた。
「……おかえり…なさい。彰先輩。」
「…ただいま。」
その状態が何分か続いた。
「でも、なんでここに?」
「手紙…読んだよ。優大さんにも会った。」
自分の息子に対して『さん』をつけるのは少々おかしいが年上なことに変わりは無い。
「それで、優大さんにくるみがここにいるかもって聞いたから来たんだ。」