「衰えないな」
「まぁ、外でずっとやってたからな」
そういえばそうだったな。あの後も俺と一緒にバスケをしている。でも、俺が言ってんのはそこじゃない。体育館と外じゃ感覚が変わってくる。体育館でずっとやっていて急に外でやったりすると随分とシュートが入らなくなる。もちろん逆も然りだ。
それからは俺もシュート練習をして、数分たった頃に部活メンバー集合していた。そして、佐伯の言った通り、試合ばっかりやっていた。彰はと言うと三試合に一回数分だけ出る。といった形で無理のない範囲でプレイしていた。
佐伯はまだ機嫌が良かった。部員みんながびっくりする程。機嫌がいい理由は、さっきの母からの手紙の内容があるからだろうか。それとも、俺たち二人のプレーが見れたことか。おそらく前者だな。
そんなこんなで朝練は終わりを迎えた。
そしてついに日曜日、俺はとても緊張していた。佐伯は朝から母さんとDear hornさんに会いに行き、父は珍しく日曜に仕事。
俺が今いるのは彰と楓の家。もちろんここに来た理由は二人の父親の説得だった。
「まぁ、外でずっとやってたからな」
そういえばそうだったな。あの後も俺と一緒にバスケをしている。でも、俺が言ってんのはそこじゃない。体育館と外じゃ感覚が変わってくる。体育館でずっとやっていて急に外でやったりすると随分とシュートが入らなくなる。もちろん逆も然りだ。
それからは俺もシュート練習をして、数分たった頃に部活メンバー集合していた。そして、佐伯の言った通り、試合ばっかりやっていた。彰はと言うと三試合に一回数分だけ出る。といった形で無理のない範囲でプレイしていた。
佐伯はまだ機嫌が良かった。部員みんながびっくりする程。機嫌がいい理由は、さっきの母からの手紙の内容があるからだろうか。それとも、俺たち二人のプレーが見れたことか。おそらく前者だな。
そんなこんなで朝練は終わりを迎えた。
そしてついに日曜日、俺はとても緊張していた。佐伯は朝から母さんとDear hornさんに会いに行き、父は珍しく日曜に仕事。
俺が今いるのは彰と楓の家。もちろんここに来た理由は二人の父親の説得だった。