「特に俊先輩はチームプレーをしてください」
佐伯から突然、俺の名前がでたのでびっくりした。
「え?あ、うん」
全く聞いていなかったがとりあえず頷いておいた。
「じゃあ、試合を始めましょうか」
佐伯はそう言って笛を一回吹いた。
いつものように試合をしたが、結果は言わずとも全勝だった。自慢じゃないが大半は俺のおかげと言っても良い。
「じゃあ、放課後もこの調子で頑張りましょう!お疲れ様でした!」
佐伯の合図で朝練が終わった。
「俊先輩〜!」
「ん?」
ホームルームまで時間があったので外で少し涼んでいるといつものように佐伯が話しかけてきた。
「午後の試合、先輩試合には出しませんから」
一瞬佐伯が何を言っているのか分からなかった。
「…は?」
「だから、先輩は放課後の試合は出しません。代わりに田畑先輩を出しますから」
田畑とはBチームの中では一番上手いやつだ。
「なんで?」
「昔から、思ってた事なんですけど…先輩がいかに自己中か教えてあげます」
佐伯から突然、俺の名前がでたのでびっくりした。
「え?あ、うん」
全く聞いていなかったがとりあえず頷いておいた。
「じゃあ、試合を始めましょうか」
佐伯はそう言って笛を一回吹いた。
いつものように試合をしたが、結果は言わずとも全勝だった。自慢じゃないが大半は俺のおかげと言っても良い。
「じゃあ、放課後もこの調子で頑張りましょう!お疲れ様でした!」
佐伯の合図で朝練が終わった。
「俊先輩〜!」
「ん?」
ホームルームまで時間があったので外で少し涼んでいるといつものように佐伯が話しかけてきた。
「午後の試合、先輩試合には出しませんから」
一瞬佐伯が何を言っているのか分からなかった。
「…は?」
「だから、先輩は放課後の試合は出しません。代わりに田畑先輩を出しますから」
田畑とはBチームの中では一番上手いやつだ。
「なんで?」
「昔から、思ってた事なんですけど…先輩がいかに自己中か教えてあげます」