家を出て、走って学校へ向かったが、間に合わなかった。急いで校門を抜け、体育館へ行くと既に練習が始まっていた。
「もう!俊先輩!遅いですよ!」
俺を見るなり佐伯はこちらへ向かってきた。そして、案の定怒っていた。
完全に昨日の佐伯とは別人だった。
「わりー」
一応謝ってから、いつもの場所に荷物を置き、バスケットシューズに履き替えて、みんながまだアップ中だったのでそれに加わった。
アップが終わり、佐伯が今日の練習メニューをホワイトボードに書いた。
いつもの練習メニューだ思ったが全く違った。
「夏の大会が迫ってます!なので、今日から本格的な試合形式な物を中心にやっていきます!」
佐伯はやる気に満ち溢れていた。俺以外のみんなはそんな佐伯について行くように大きな声で「はい!」と返事をした。
「じゃあ、片岡くん。Bチームの監督をお願い出来る?」
佐伯の言う片岡くんとは一年生で、あまり運動が得意とは言えないけどバスケの試合の作戦とかは佐伯と遜色ない。いつもは練習に参加しているが、佐伯が部活を休んだ場合とかに代理という形でマネージャーをしている。
「もう!俊先輩!遅いですよ!」
俺を見るなり佐伯はこちらへ向かってきた。そして、案の定怒っていた。
完全に昨日の佐伯とは別人だった。
「わりー」
一応謝ってから、いつもの場所に荷物を置き、バスケットシューズに履き替えて、みんながまだアップ中だったのでそれに加わった。
アップが終わり、佐伯が今日の練習メニューをホワイトボードに書いた。
いつもの練習メニューだ思ったが全く違った。
「夏の大会が迫ってます!なので、今日から本格的な試合形式な物を中心にやっていきます!」
佐伯はやる気に満ち溢れていた。俺以外のみんなはそんな佐伯について行くように大きな声で「はい!」と返事をした。
「じゃあ、片岡くん。Bチームの監督をお願い出来る?」
佐伯の言う片岡くんとは一年生で、あまり運動が得意とは言えないけどバスケの試合の作戦とかは佐伯と遜色ない。いつもは練習に参加しているが、佐伯が部活を休んだ場合とかに代理という形でマネージャーをしている。