彰は早口で俺を説得しようとした。でも、彰の言い分もわかるし、俺自身も楽しみすぎてた。彰を無理させるのはダメだということを忘れていた。
「…それもそうだな。」「じゃあ部活が終わるまで俺の部屋でゲームでもしてるから終わったら連絡ちょうだい」
「連絡って…学校携帯持ち込み禁止だぞ。まぁ、普通に彰の家ピンポンするわ」
あくまで彰がうちに来るのは夜ご飯と寝る時だけだ。
「了解」
それから少しだけトランプの続きをやり、就寝した。
今日は佐伯がいないのでベッドに彰を寝かせ、俺は床で寝ることになった。
「俊、枕汚したら…ごめんな」
電気を消し、夢の中へ行こうとした時、彰が俺に謝った。泣きそうな声で。俺は察して、
「いいよ、別に。好きなだけ汚せよ」
軽く笑いながらそう返した。俺の許可が降りると彰は枕で声を殺して泣いた。最近、彰は涙脆い気がする。
彰には申し訳ないけど、俺はそれが嬉しかった。
「…それもそうだな。」「じゃあ部活が終わるまで俺の部屋でゲームでもしてるから終わったら連絡ちょうだい」
「連絡って…学校携帯持ち込み禁止だぞ。まぁ、普通に彰の家ピンポンするわ」
あくまで彰がうちに来るのは夜ご飯と寝る時だけだ。
「了解」
それから少しだけトランプの続きをやり、就寝した。
今日は佐伯がいないのでベッドに彰を寝かせ、俺は床で寝ることになった。
「俊、枕汚したら…ごめんな」
電気を消し、夢の中へ行こうとした時、彰が俺に謝った。泣きそうな声で。俺は察して、
「いいよ、別に。好きなだけ汚せよ」
軽く笑いながらそう返した。俺の許可が降りると彰は枕で声を殺して泣いた。最近、彰は涙脆い気がする。
彰には申し訳ないけど、俺はそれが嬉しかった。