「俺は元々彰に誘われたんだ。小学二年生の頃に。元々彰とは家が隣で幼馴染なんだよ。だから、彰がバスケやってるの知ってたし、俺は運動が苦手だったけど彰も苦手でさ。彰でもできるなら俺にもできるだろって感じで始めた。」
「へぇー、先輩バスケ上手いから運動苦手なの意外ですね!」
多分お世辞なんだろうけど素直に受け取っておいた。
「褒めても何も出てこないぞ」
「いや、別に本当のこと言っただけですから!」
「まぁ、でも案の定2人ともダメダメでさ。彰なんて始めて一年経ってるのに始めたばかりの俺とあんまり変わらなくてさ。」
そんな昔の話を佐伯は笑って聞いてくれた。
「ずっとライバル兼仲間って感じ。」
バスケを始めたあの日からずっとそうだった。ずっと隣にいて、いつの間にかいるのが当たり前になってたが突然、怪我で消えた。俺は別に怒っては居ないが複雑な気持ちだ。
「へぇー、先輩バスケ上手いから運動苦手なの意外ですね!」
多分お世辞なんだろうけど素直に受け取っておいた。
「褒めても何も出てこないぞ」
「いや、別に本当のこと言っただけですから!」
「まぁ、でも案の定2人ともダメダメでさ。彰なんて始めて一年経ってるのに始めたばかりの俺とあんまり変わらなくてさ。」
そんな昔の話を佐伯は笑って聞いてくれた。
「ずっとライバル兼仲間って感じ。」
バスケを始めたあの日からずっとそうだった。ずっと隣にいて、いつの間にかいるのが当たり前になってたが突然、怪我で消えた。俺は別に怒っては居ないが複雑な気持ちだ。