学校について自分の席に座り、まずは隣の席の霞に聞いてみるとしよう。
「あのさぁ、ちょっといい?」
すると霞は勉強していた手を止めてこちらを向いた。
「どうしたの?そっちから話しかけてくるなんて珍しいね」
「小泉明菜ってどこ中?それかそいつと同じ中学だったやつ知らない?」
「え?小泉さん?なんか病院の時も言ってなかった?」
「ちょっと気になって。いや、別に好意とかじゃないけど」
霞は驚いた表情を浮かべたあとすぐに安心した顔をしていた。
「小泉さんは確か……6組の羽柴くんと同じだったと思うけど…」
羽柴…聞いたことない。まるで人に興味がなかったんだな僕は。
「ありがとう」
「うん。でもなんで?」
「何が?」
「小泉さんが気になる理由……」
理由なんて話せるわけない。
「ちょっとね……」
ホームルームが終わり僕は早速6組に足を運んだ。羽柴と言うやつがどんなやつか知らないからドアの近くにいた女子二人に聞いた。
「あのさぁ、ちょっといい?」
「どちら様?」
「あ、2組の佐々木だけど…。羽柴くんって……」
「羽柴ならココ最近学校に来てないよ」
学校に来てない?最近ってもしかして……
「ココ最近っていつから!?」
「あのさぁ、ちょっといい?」
すると霞は勉強していた手を止めてこちらを向いた。
「どうしたの?そっちから話しかけてくるなんて珍しいね」
「小泉明菜ってどこ中?それかそいつと同じ中学だったやつ知らない?」
「え?小泉さん?なんか病院の時も言ってなかった?」
「ちょっと気になって。いや、別に好意とかじゃないけど」
霞は驚いた表情を浮かべたあとすぐに安心した顔をしていた。
「小泉さんは確か……6組の羽柴くんと同じだったと思うけど…」
羽柴…聞いたことない。まるで人に興味がなかったんだな僕は。
「ありがとう」
「うん。でもなんで?」
「何が?」
「小泉さんが気になる理由……」
理由なんて話せるわけない。
「ちょっとね……」
ホームルームが終わり僕は早速6組に足を運んだ。羽柴と言うやつがどんなやつか知らないからドアの近くにいた女子二人に聞いた。
「あのさぁ、ちょっといい?」
「どちら様?」
「あ、2組の佐々木だけど…。羽柴くんって……」
「羽柴ならココ最近学校に来てないよ」
学校に来てない?最近ってもしかして……
「ココ最近っていつから!?」