「霞……ありがとう……」
霞のことを義姉さんに似てると言ったことがあった。確かに似てるところもある。でも霞は霞だ。
そして椅子に座っていた安藤さんがいつの間にかいなくなっていた。
「あれ?お母さんは?」
霞もいないことに気づいたらしくそう言った。
「さぁ。」
「私たちに気を遣ったのかな」
顔を赤面させながらそう言った。その顔は鈍感な僕でもわかる顔だった。付きまとってくる変なやつだと思ってたやつはいつの間にか好きな人になっていた。
「私ね。ずっと前から理於のこと好きだったんだよ?でも、アピールしても全然ダメだし…デートに誘ったけど途中で帰っちゃうし…全然上手くいかなくて。だから、もう直接言うことにした。理於が好き」
嬉しい。というのが第1の感想だ。でも、
「こんな汚れた手を持つ僕でもいいのか…」
人を沢山殺してしまったこのどす黒い汚い手で霞を幸せにできるのか。
霞のことを義姉さんに似てると言ったことがあった。確かに似てるところもある。でも霞は霞だ。
そして椅子に座っていた安藤さんがいつの間にかいなくなっていた。
「あれ?お母さんは?」
霞もいないことに気づいたらしくそう言った。
「さぁ。」
「私たちに気を遣ったのかな」
顔を赤面させながらそう言った。その顔は鈍感な僕でもわかる顔だった。付きまとってくる変なやつだと思ってたやつはいつの間にか好きな人になっていた。
「私ね。ずっと前から理於のこと好きだったんだよ?でも、アピールしても全然ダメだし…デートに誘ったけど途中で帰っちゃうし…全然上手くいかなくて。だから、もう直接言うことにした。理於が好き」
嬉しい。というのが第1の感想だ。でも、
「こんな汚れた手を持つ僕でもいいのか…」
人を沢山殺してしまったこのどす黒い汚い手で霞を幸せにできるのか。