何故か僕は勝手に正義のヒーローにされていた。
「いや、そんなことは…」
さすがに否定しようとしたら安藤さんが口を挟んだ。
「理於くん。ありがとう。」
安藤さんがそう言うと今度は、
『本当にありがとう…』
2人は声を揃えてそう言った。
そして霞の目からは涙がこぼれていた。
「本当に……ありがとう…。なんで理於が捕まえられたか分からないけど…」
それは僕にも分からない。捕まえられたというか殺してしまった。複雑な気持ちだ。
数分して泣き止んだ霞はテレビのリモコンを取った。
「その犯人どうなったの?ニュースになってるかな」
そう言って霞は病室にあるテレビをつけた。
『今まで起きていた○○街周辺での事件全てこの小泉明菜容疑者(18)がやっていたことだったとの事です。』
そのテレビには僕たちの街周辺の画像と小泉明菜の中学の頃のアルバムが乗せられていた。
「安藤さん……実名報道はされないはずじゃ…」
僕が眠っている間にここまで事が進んでいるとは思わなかった。
「いや、連続殺人など必要な時はすることを許されてる。」
「ちょっと待って…小泉明菜?この子うちのクラスだよね!?」
「いや、そんなことは…」
さすがに否定しようとしたら安藤さんが口を挟んだ。
「理於くん。ありがとう。」
安藤さんがそう言うと今度は、
『本当にありがとう…』
2人は声を揃えてそう言った。
そして霞の目からは涙がこぼれていた。
「本当に……ありがとう…。なんで理於が捕まえられたか分からないけど…」
それは僕にも分からない。捕まえられたというか殺してしまった。複雑な気持ちだ。
数分して泣き止んだ霞はテレビのリモコンを取った。
「その犯人どうなったの?ニュースになってるかな」
そう言って霞は病室にあるテレビをつけた。
『今まで起きていた○○街周辺での事件全てこの小泉明菜容疑者(18)がやっていたことだったとの事です。』
そのテレビには僕たちの街周辺の画像と小泉明菜の中学の頃のアルバムが乗せられていた。
「安藤さん……実名報道はされないはずじゃ…」
僕が眠っている間にここまで事が進んでいるとは思わなかった。
「いや、連続殺人など必要な時はすることを許されてる。」
「ちょっと待って…小泉明菜?この子うちのクラスだよね!?」