霞とは母親というより姉に近い感覚で接している。だからって訳では無いが普通に喧嘩もするし普通に仲直りもする。
「さっきの話の続きだけどさぁ」
霞が作ったカレーを食べていると霞がそう言ってきたが私にはなんの覚えもなかった。
「…さっき?」
「うん。理於の疑いが晴れたって言ってたじゃん。その続き!」
「あー、うん。彼は何もしてない。むしろ…」
そう言いかけたところで霞には話さない方がいいと思って辞めた。
「むしろ?」
「いいや、なんでもないよ」
そこでふと理於くんが私に言ってたある一言がフラッシュバックした。
『霞の質問には必ず答えてください。』
何故彼は私にそのようなことを言ったのかを少しだけ理解した気がした。
おそらく私が彼を事件に関与してると疑ったのを霞が彼に伝えたんだ。
「美味しかったー!」
食事を済ませて片付けをしていると霞がまた同じような質問をしてきた。
「あのさぁ今どんな事件を捜査してるの?」
今はあなたのお父さんの事件を解決しようとしてる。なんて言えなかった。
「今は特に…何もしてないかな」
そう答えた。
「ふーん」
そう言って片付けを手伝ってくれている。
それからは霞はなにも聞いてこなかった。
「さっきの話の続きだけどさぁ」
霞が作ったカレーを食べていると霞がそう言ってきたが私にはなんの覚えもなかった。
「…さっき?」
「うん。理於の疑いが晴れたって言ってたじゃん。その続き!」
「あー、うん。彼は何もしてない。むしろ…」
そう言いかけたところで霞には話さない方がいいと思って辞めた。
「むしろ?」
「いいや、なんでもないよ」
そこでふと理於くんが私に言ってたある一言がフラッシュバックした。
『霞の質問には必ず答えてください。』
何故彼は私にそのようなことを言ったのかを少しだけ理解した気がした。
おそらく私が彼を事件に関与してると疑ったのを霞が彼に伝えたんだ。
「美味しかったー!」
食事を済ませて片付けをしていると霞がまた同じような質問をしてきた。
「あのさぁ今どんな事件を捜査してるの?」
今はあなたのお父さんの事件を解決しようとしてる。なんて言えなかった。
「今は特に…何もしてないかな」
そう答えた。
「ふーん」
そう言って片付けを手伝ってくれている。
それからは霞はなにも聞いてこなかった。