一応忠告はした。今から行きたかったが今から向かうと安藤さんを僕の家に置いていくことになる。さっさと欲しい情報を貰って帰ってもらおう。そう思った。
部屋に戻り再び安藤さんの前に腰を下ろした。
とりあえず僕が伝えれることは全部伝えた。だから今度は安藤さんの番だ。僕が欲しい情報を持っていると思ったが、
「申し訳ないんだけど…私が知ってるのは本当に些細なことなんだけど…。でも、調べればもっと色んなことがわかるから私に時間をくれない?」
と言われてしまった。
僕の場合、今すぐじゃなくていいから復讐さえ出来ればそれで良かった。僕はとりあえずそれに了承した。
そのあとは普通に帰ってもらった。
そして、僕は急いで羽柴に電話で言われた森に向かった。
その前に仕事部屋に行き、拳銃と小型ナイフをポケットに入れ電車で森に向かった。別に襲われてる人を助ける義理はないが、小泉明菜が絡んでいるとなると放っては置けなかった。