『6月28日』
ここは森の中。辺りには木以外になんにもない、ただただ木の枝が揺れる音や鳥のさえずりの心地のいい音が聞こえるだけのこの場所で僕は人を殺めようとしている。
「すみませんでした……なんで……なんでこんなこと……するんですか……」
頭だけが出ていてそれ以外は土に埋まっている男性が泣きながら僕にそう言った。
「……それは自分の胸に聞いてみろ」
彼への最後の言葉を放ち、次に僕が放った音で鳥たちが驚いていっせいに飛び立った。
「……死んだか?」
こいつからなんの返答もなかった。
殺したのはこの人で12人目になるがまだなんの情報を得られてない。
ここは森の中。辺りには木以外になんにもない、ただただ木の枝が揺れる音や鳥のさえずりの心地のいい音が聞こえるだけのこの場所で僕は人を殺めようとしている。
「すみませんでした……なんで……なんでこんなこと……するんですか……」
頭だけが出ていてそれ以外は土に埋まっている男性が泣きながら僕にそう言った。
「……それは自分の胸に聞いてみろ」
彼への最後の言葉を放ち、次に僕が放った音で鳥たちが驚いていっせいに飛び立った。
「……死んだか?」
こいつからなんの返答もなかった。
殺したのはこの人で12人目になるがまだなんの情報を得られてない。